【不育症】夫婦染色体検査を受けてみた結果、転座保因者だった話 均衡型転座でした

みなさん、こんにちは400~625人に1人の女、ぼんぐ(@The_bongKANA)です。

いきなりなんなの?という感じですが、私の方も少し混乱しているのでこの書き出しです。

タイトルにあります通り、夫婦染色体検査を受けた結果転座保因者であることが発覚いたしました。

今回はこちらの件についてお話ししていきます。

ぼんぐ

とっても混乱してる~!

この記事はこんな人にオススメ!
  • 流産を繰り返している方(習慣流産)
  • 夫婦染色体検査を受けるか迷っている方
  • 転座保因者の方

妻側の私が転座保因者だった

結論から申しますと、検査をした結果『染色体均衡型転座』があることが判明しました。

相互転座は、異なる2本の染色体に切断が起こり、その切断された断片が交換され、他方に結合するものです。2本の染色体が交差した時に起こりやすいです。

通常は情報が入っている遺伝子(染色体)の位置が換わっただけなので、表現型(見た目や性質です)は変わりありません。このような人は均衡(きんこう)型転座保因者と呼ばれます。保因者は、見た目には何も異常がありませんが、子孫を残すために精子や卵子を作るときに、遺伝情報が過不足した染色体(不均衡)をもった精子や卵子ができる可能性があります。

引用元:東京HARTクリニック『染色体転座について

染色体の数に過不足がないため、私自身は全く問題なく生きていられますが、それが生殖となると卵子を作る際に異常が発生してしまうようです。

異常が発生してる卵子が運よく受精し、着床したところで上手く育ちません。その結果が流産になるそうなんです。

ぼんぐ

でも今までの流産が、この転座が原因であるとは言い切れないらしいのでなんとも言えないんですけどね・・・※絨毛染色体検査をしていれば分かるみたい


結果を聞いた時は『なるほど~!だからか~!』という妙な納得感がありました。

どこまでマイノリティ街道を突っ走るのでしょうかワタクシ。

いやしかし、私が原因で良かったです本当に。

夫が原因だとしても、離れる選択肢はないのですけど、自分が原因で…と自責の念に駆られる夫は見たくなかったので…💦

発覚した経緯

前々回くらいの記事(【不育症】20代で3回連続流産 習慣流産を経験した話)で、検査をするならこれだぁ~~!と言っていた項目のうち

  • 子宮内膜炎検査
  • ビタミンD検査
  • 銅亜鉛検査

ビタミンD検査』『銅亜鉛検査』をしに某有名クリニックへ行ってまいりました。(子宮内膜炎検査は見送り)

それにプラスして、そこの医師の勧めに沿って以下の検査を追加で行いました。

  • NK細胞活性
  • 夫婦染色体検査

夫婦染色体検査』をして異常があったところで、対策法であるPGT-Aをやるつもりがなかったので、検査自体やる意味はないような…と思っていたのですが、医師の勧めがあったので行いました。

やらんぞ…!という鉄の意志で行ったのですが(検査費高いし)、あっさり受け入れました。先生に言われたらやるよね。

Point
  • 子宮内膜炎の検査は見送り
  • NK細胞活性の検査項目を追加
  • 最初は夫婦染色体検査はやらないつもりでいた

検査の結果

検査の結果ですが、『夫婦染色体検査』以外は全く問題がありませんでした

少しだけ、血中のビタミンDが少なかったのですが、これはサプリでどうとでも出来るのでなんら問題はありません。

ぼんぐ

5000IUのものを1粒摂取するか、2000IUのものを2粒摂取すると良いとのことでした

問題は夫婦染色体検査です。

次の項目で夫婦染色体検査の結果について詳しくお話しさせていただきます。

夫婦染色体検査の結果について

検査の結果、妻側の私に『染色体均衡型転座』があることが判明しました。

この転座ですが、染色体の転座の組み合わせ何番染色体のどの部分が転座しているかなどで、流産率が変わってくるんだとか。

ここら辺は『遺伝子カウンセリング』を受ければ詳しく教えていただけるそうですが、今は保留にしてます。

私の場合、8番染色体と22番染色体が転座となってました。

この組み合わせが、どれほど流産率に関わるのか全く分かりませんが、転座保因者の流産率約50%と言われています。

医師の話では、1/6の確率で正常な子(出産可能)1/6の確率で私と同じ転座を持った子(出産可能)2/3の確率で流産になる。

とおっしゃってました。

とういうことは数字的に言えば1/3の確率で出産可能…ってコト!?

3回流産してるし(化学流産込みだと5回)そろそろ産めるのでは…!?(フラグ)

ぼんぐ

こればっかりは本当に分からないのよな~~~

色々調べてみると転座保因者は最終的には60~80%は出産できると言われているそうですよ。

こっちからしたら0か100しかないので、出産できる確率なんて知ったこっちゃないですけどね!!!!!でも希望はありますね。

Point
  • 8番染色体と22番染色体の転座
  • 転座保因者の流産率は約50%
  • 1/3の確率で出産可能かも
  • 転座保因者の60~80%は出産しているらしい

ふじたクリニック『染色体異常不育症について
長野市民病院『不育症とは

今後の妊活について

転座保因者の妊活方法ですが、担当した医師も言っていましたが現状の対策は『着床前診断』しかありません

着床前診断とは

とってもざっくり説明しますと、体外受精や顕微授精で得られた受精卵の遺伝子や染色体を調べて、異常がない可能性が高い受精卵を子宮に戻す、という医療のことです。
異常がない可能性が高いからと言って、必ず出産できるというわけではなく、流産したり妊娠に至らない場合ももちろんあります。

この、着床前診断はとても高額で保険適用外の医療です。(2022/8 現在)

保険適用になった体外受精と、保険適用外の着床前診断では『混合診療』となってしまうため、折角保険適用になった体外受精も全て自費で行わなくてはいけません

なので、着床前診断をするとなると採卵ごとに100万近く掛かりそうなんですよね~💦

混合診療の件は私自身素人ですので、申し訳ございませんが、あまり詳しいことは分かりません。詳しくはご自身で調べていただきますと幸いです。

採卵ごとにそれだけお金がかかっているとなると、本当に金銭的にもきついですし、高いお金を払っても成果が得られなかった場合の精神的負担も凄いだろうと、想像に難くありません。

時間かお金か

体外受精も繰り返す流産も、どちらにせよ肉体的負担はつきものです。

どちらも肉体的負担があるのなら

  • 時間を掛けて、自然妊娠を繰り返し、産まれてくるのを待つか
  • お金を掛けて、着床前診断をして産まれる可能性が高い胚を得るか

の二択かなと、思っています。

ぼんぐ

時間か、お金か

一応ですが、医師の勧めとしては

『26歳で、これまでの妊娠歴をみるとまたすぐ妊娠できると思うので、自然妊娠を繰り返してチャレンジしてもいい』

年齢があと10歳上だったら即着床前診断を勧めていた』

とおっしゃっていました。

私はこの意見に賛成で、どちらにせよ肉体的負担があるのだとしたらお金がかからない方法がいいと思っています。

全然お金ないしね、100万ぽいぽい払えるわけないのよ。

ということで、今後の妊活は変わりなく『適当にタイミングを合わせて自然妊娠を目指す』です!

半年以上自己流タイミングで妊娠しなければAIH(人工授精)に切り替えるかもしれませんが、多分やらないんだろうな…その時の私に委ねます。

まとめ
  • 着床前診断は現状、採卵と併せて100万近くかかる
  • 時間を取るか、お金を取るかの二択
  • お金のかからない方法で自然妊娠を目指す

さいごに

転座保因者であったのは確かに衝撃でしたが、反復流産・習慣流産と繰り返してきた理由がようやくわかったようで凄く安心しているのも事実です。

転座持ちだったの~!?じゃあしょうがないか~~~!!!!!つって

だってアスピリン飲んでても流産したし、なんでやねん!!って思っていたので笑

そもそも一歩間違えれば産まれてませんから、私。転座抱えて産まれてきたのゴイスーくらいの気持ちでいようと思います。

この転座は、持って生まれたものなのでどうしようもありません、それこそ転座とおさらばしたいなら転生するしかない。

だので、転座を受け入れて妊活に励むしかないのです。最近子どもが欲しいのかどうかさえ怪しくなってきてしまいましたが…💦

人生なるようにしかならんと思っているので、これからも適当に生を全うします👍🏻

最後まで目を通していただきまして、ありがとうございました。

ぼんぐ

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