流産手術を受ける時の注意点・1回目と違った点をまとめてみた

こんにちは、反復流産の回復中なぼんぐ(@puzz_bonbong)です。

先日、非常に美味しい薬膳ショドショドを食べました。☆贅沢の限りを尽くしてます☆

そんなことは置いておいて、今回の記事は2回目の流産手術についてをまとめたいと思います。

  • 手術法について
  • 絨毛染色体検査について
  • 費用の違い
  • 痛み・出血の違い

を主にまとめようかと思いますので、これから流産手術を受ける方の参考になりますと嬉しいです🌸

残念ながら流産となってしまった方は、どうかご無理をなさらずご自愛くださいね。

こんな人にオススメ
  • これから流産手術を受ける方
  • 自然排出か手術か悩んでらっしゃる方

あくまで個人の、素人の体験談から基づいた記事ですので参考程度に留めて下さればと思います。ご不明な点がございましたら、かかりつけの病院等へご相談ください。

手術方法について

現在の日本において、流産手術の手術法は一般的に

  • 掻把法
  • 吸引法

の2種類があります。超簡単に説明しますと、『掻把法』は子宮内容物を掻き出すイメージ『吸引法』は掃除機のようなもので吸い上げるイメージです。

吸引法がオススメ

私は、1回目も2回目も吸引法での手術でした。

病院によっては搔把法のところがありますし、従来では掻爬法が一般的だったようです。

しかし、徐々に吸引法での手術が広まって来ており、2回とも吸引法での手術が受けられました。

ちなみに、吸引法の中でも特に身体への負担が少ない『手動真空吸引法(MVA法)』があるのですが、私が受けたものはコチラに該当するのかは分かりません…💦スミマセン😢

ぼんぐ

聞いておけばよかった、ミスった(今更)

掻把法での手術を経験してないので、比べる事が出来ませんが、なぜ私が吸引法をオススメするかというと

  • 身体・子宮内膜への負担が少ない
  • 合併症のリスクが少ない

という点がある為です。吸引法は掻爬法に比べて負担もリスクも少ないです。※詳しくは『初期流産の手術「手動吸引法」…子宮の傷や後遺症少なく

また、掻把法のほうが不妊症になるリスクが若干上がるそうなので、出来る限り吸引法をオススメいたします。

吸引法をやっていない病院だったらどうする?

病院によって、吸引法を実施していないところがあります。

その場合は、

  • 医師に吸引法が出来る病院へ紹介状を書いて貰う
  • 手術する病院のみ変える

このどちらかが出来るか確認してみて下さい。

私の場合、病院を変えなくても吸引法が出来たので体験を語ることは出来ませんが、実際に搔把法しかなかった病院から、吸引法が出来るところへ転院した方がいらっしゃいます。

吸引法が出来るかどうか、自力で転院する場合は電話で問い合わせないといけないので、一苦労ですよね💦

しかし自身の身体へのリスクを考えると、吸引法がいいと思うので確認してみてください。

ぼんぐ

患者がそんなことしなくてもいいように、吸引法をもっと普及して欲しいですね!

Point!
  • 手術法は『吸引法』がオススメ
  • 掻把法しかない場合、吸引法が出来る病院へ転院を

絨毛染色体検査について

まず絨毛染色体検査とは、ざっくり言うと受精卵の染色体が正常だったか・異常だったかを調べる検査です。

胎児に染色体異常がなかったかどうかは、流産絨毛染色体検査(POC)でわかります。POCとは、流産した時に、手術で絨毛(赤ちゃんになる細胞)を取り出し、約4週間培養して、その染色体の数と形態を詳細に調べる検査です。

POCによって、流産の原因が胎児の染色体異常によるものか、母体側の原因によるものかを明確にすることができます。

アイブイエフ詠田クリニック『流産絨毛の検査

胎児の染色体が正常か異常かどうかで、次の妊娠への対応・対策が違ってきます。

  • 染色体が正常だった場合
    • 母体側が原因で流産となった場合が高いため、母体側の検査が勧められる(※不育症検査など)
  • 染色体が異常だった場合
    • 受精卵側の染色体異常のため偶発的であり、母体側の検査はしなくてもよいとされる

つまり、染色体が異常だった場合自然淘汰されるものであり、偶然起こったことなので未然に防ぐことは出来ません(※PGT-Aで染色体数が正常な胚を移植するなどの対応は出来る。とても高い。受けられる人に制限アリ。)

しかし、染色体が正常だった場合、母体側に何らかの不育因子があり胎児を育てることが困難だということが分かります。

原因が分かれば、次の妊娠で投薬などで流産を防げる可能性があります。


という、色んなことが分かる絨毛染色体検査。今となってはめちゃくちゃ重要な検査だということが分かります。

その受精卵は、正常だったのか異常だったのか、自分が原因で流産になってしまったのか、防ぎようのない流産だったのか。分かるだけで随分心の持ちようも変わってきます。

しかしこの検査、どの病院でも出来るわけではないみたいです。

検査が出来る病院かどうか事前に聞いておく必要があります。

絨毛染色体検査が受けられる病院へ

病院によって、絨毛染色体検査が受けられないところがあります。

私の場合、2回目の病院では出来ませんでした

1回目の時は絨毛染色体検査の重要性が分からないし、1回目だったので受けなかったんです。

色々と勉強していくうちに、絨毛染色体検査の重要性が分かり、2回目は絶対に受けてやるぞ!という心持ちでした。

しかし、その病院では検査が出来ず。まじふざけんなと思いました。

というか、絨毛染色体検査の案内自体無かったし…出来ないから言わなかったの??

ぼんぐ

だとしたら医師側から説明なり案内するなりして欲しい!!!

1回目の病院は、昨今の事情で手術も妊婦検診もやっていなくて、行けなかったんですよね😢

2回目の病院、本当にハズレでした。(別記事に書きたいけど医者の態度も本当に悪かった;;)

絨毛染色体検査を受けたかったらどうすればいいの?

絨毛染色体検査を確実に受けたい!となったら

  • 手術当日より前に検査が出来るか確認する
  • 検査が出来るところへ紹介状を書いて貰う

の二択かなぁ、と思います。

もっと他にやりようがあるかと思いますが、一番はやはり『手術当日より前に検査が出来るか確認する』が確実かと思います。

私は、手術当日に検査が出来ないことが判明したので、本当に失敗しました。

しかも、自然排出しかかっていたし早く手術をしたかったので諦めてしまったんですね。

Twitterで見かけた方は、検査が出来るところへ紹介状を書いていただけたそうなんです。

すっごく神対応ですよね。私の通っていた病院もそうであればよかったのですが…。

もし、絨毛染色体検査を受けたい場合は、事前に確認することがベストです!

ぼんぐ

ただでさえ流産で辛いのに、案内もない上、自分で確認しなくてはいけないのが腹立たしい・・・!!

自然排出ではなく、手術を選択する

手術ではなく『自然排出』をされた方は、流産組織が上手く回収できなかったり、保存状態が良くない場合は絨毛染色体検査に出す事が出来ない場合が多いです。

もし、絨毛染色体検査に出したい場合は、手術を選択されるのが無難かと思います。

自然排出の方が子宮の回復が早かったり、妊活の再開が早かったりとメリットも大きいです✨

ご自身の身体と相談して決めていただければと思いますが、絨毛染色体検査がしたいという方は手術をオススメします。

Point!

絨毛染色体検査を受けたい場合

  • 事前に検査が出来るか確認
  • 出来ない場合、出来るところへ紹介状を書いて貰う
    または、書いて貰えるか聞いてみる
  • 自然排出ではなく、手術を選択

費用の違い

病院が違うので、なんとも分かりませんが2回目の方が高かったです。

1回目となんか違いあったかな~~~?あんまりなかったように思うのですが、何が違うんでしょうかね?安くしてくれやというのが本音。

早速、費用をまとめますと

  • 1回目
    • 手術費:18,000円
    • 診断書2枚:各4,000円
    • 合計:26,000
  • 2回目
    • 手術費:29,370円
    • 診断書2枚:計5,500円
    • 合計:34,870

こんな感じでした!

いやほんと、妊娠するまでに掛けるお金(排卵検査薬とサプリ)と比べると半端なく高く感じます。

妊娠継続していたら払わなくていいお金なのにッッ!!と悲しくなります。まぁ保険で全部返ってくるけど。

2回目の方が、1回目よりも約10,000円高くなりました💦

Point!
  • 費用は病院によって様々
  • 手術費は2~3万円くらい
  • 診断書は4~6千円前後

痛み・出血の違い

術後の痛みと出血の量はそれぞれ明確に違いがありました。

術後の痛みと出血量になんとなく関係がありそうなので表でまとめようかなと思います。

画質悪くてすみません( ;∀;)

上図のような感じで、痛さ的にはどちらも痛かったなぁという印象です。

どちらかというと、術後の痛みが半端なかった2回目の方が辛かったですね…💦

以下※①、②の補足をしますね

※①…術後は子宮収縮剤というものが処方されるのですが、その痛みがとんでもなく超激痛でした。

あまりにも子宮付近が痛く、深夜ベッドでのたうち回るほどだったので夜間救急へ行ったりしました。

ロキソニン等の鎮痛剤もほとんど効かず、しんどかったですねぇ。

ぼんぐ

1回目の時、二度と味わいたくないと言ってたのですが、また味わう羽目に・・・

※②…1回目にはほとんどなかった出血が、2回目の時はずっとダラダラ続いていました

なので、普通の日用のナプキンを使用していました。

一度、ドロッとレバーっぽい血が出てから、下腹部の痛みが治まったように感じます。

違いは何かを考察

夜間救急へ行った際

ぼんぐ

1回目はこんなに痛くなかったのですが~~!?

と聞いたところ(こんなテンションではない)

『術後の痛みは手術でどれだけ内容物を取ったかによる』との回答を頂きました。だとすると…。

  • 1回目は内容物を少し多めに取った
    • 子宮が小さくなったことで手術直後の痛みが強い
    • 内容物がほとんど残ってないので出血が少ない
  • 2回目は内容物を少なめに取った
    • 子宮の大きさがあまり変わらなかったことで手術直後の痛みが弱い
    • 内容物がまだ残っているので出血も多い

こういうことになるのかな?と思います。

イメージ図を描いてみました

今回(2回目)は、子宮が大きいところからいきなり小さくなったので、子宮収縮剤がかなり痛かったんだと推測しています。

一患者の考察ですので、参考程度に留めていただきますようご理解いただければと思います。

どちらがいいのか分かりませんが、もう痛いのは本当に勘弁だ!!という気持ちです。

ぼんぐ

次の痛みは陣痛でオナシャス

さいごに

今回は1回目のと2回目の流産手術の違いについてをまとめました!

1回目の記事は、どちらかというと前処置の痛みだったり手術についての体験談がメインですのでまた違った内容にしました。

これから手術を受ける方の参考になりましたら本当に嬉しいです。

そして現在は手術から大体26日経ちましたね!はえ~~~~~~~!!!時間爆速。

この前PMSらしき症状も出てたので、もう少しで生理ちゃんがやってくるかな?と思います。

今回も1回見送ったら妊活を再開しようと思っているので、今からワクワクです✨

そして、不育症の検査までもう少し・・・!緊張します💦どんな結果になろうと、我が子に会うため突っ走り続けようと思います。

あまり焦らずに、周りと比べず自分のペースで・・・🙄出来たらいいな

ぼんぐ

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