こんにちは、ぼんぐ(@puzz_bonbong)です
流産手術を受けて早2カ月が過ぎました。本当に早いもんで、今頃手術を受けていなければ安定期だったんだなぁと思う日々です。
起きてしまった事実を悔やんでも仕方がないのですが、当方人間ですので、やはりどんよりとした気分になるものですよね。
術後いい時間も経ったので、今回は流産手術の体験レポを記していこうと思います。
私が初めての妊娠で流産を経験した時の記事『初めての妊娠で初期流産を体験したときのこと』も併せてみて頂くと分かりやすいかと思います。
これからお辛い経験をされる方に少しでも情報を発信したいので、私の体験談をお話しさせていただきます。
様々な疑問点等あると思いますので、そちらも解消出来たらなと思います✨
最後までお付き合いくださると幸いです。
あくまでも私が実際に体験した、流産手術の体験記です。病院や個人によって対応や体調等違いがございますので、参考程度に留めていただけますと幸いです。
もくじ
流産手術を受ける前に
まず持ち物と注意事項をおさらいします。私が手術を受けた際の持ち物と、注意点です。
通われている病院によって違いがあるかと思いますので、参考程度に留めてくださいね。
大まかに書くとこんな感じです!
食事は軽めにとのことでしたが、私は確かトマトパスタを少なめで食べたと思います。理想はおかゆとかだと思うのですが、割としっかり食べてしまいましたね💦
特に何も言われなかったので大丈夫でした。
ナプキンは、昼用のものを持っていきました。術後は特に出血も少なかったので、昼用のもので十分足りました😄
おりものシートでも足りるくらいの出血量でしたが、念のため23cmくらいのナプキンがいいと思います!
流産手術の流れ
続きまして、流産手術の流れについてです。手術前日の心境などを含めてお話ししますね。
日記のような感じですので、少々読みにくい部分があるとは思います💦ご了承いただければ幸いです。
前日に前処置をする場合もあるみたいですが、私は当日にすべて済ませました。
ちなみに、私の手術法は吸引法という方法でした。掻爬法というのもあるのですが、先生が吸引法にしましょうとおっしゃったので、それに従いました。
手術前日のこと
手術の前日の夜は中々寝付けず、寝ているか寝ていないのか分からない状況でした。
手術前は睡眠を十分とってくださいと言われていたので、それが緊張に繋がってしまったのかなと思います。
手術に対しては特に不安に思うことはありませんでした。実は麻酔を使った手術はこれが初めてではなく、3歳ごろに眼瞼下垂と睫毛内反症(逆さまつげ)の手術で全身麻酔を体験していたんです。
なので、手術や麻酔に対する不安はないといえばなかったのですが、やはり直面すると緊張するもので寝不足気味になってしまいましたね😥
そしてふと、明日にはこのお腹の子がいなくなってしまうんだと、改めて実感するとまた涙が溢れてきました。
散々泣きましたが、いざお別れとなると悲しくなるものですね。
お腹と夜空に、また戻ってきてねと話しかけてその日は就寝しました。深夜の2時ごろのことでした。
この頃は本当によく泣いていたんですね。今はもうほぼ泣くこともなくなってしまったのがなんだか物悲しい…。忘れたことなんて一度もないよ。
手術の前処置
病院に着いたらまず、流産手術に関する同意書を提出し、その後血圧を測定しました。
その時の血圧は
・最高 115
・最低 56
くらいだったかと思います。低血圧の私にしてはいい感じの血圧が出てよかったとホッとしました。
血圧が低すぎたり高すぎると手術が受けられないみたいです。やはり睡眠はなるべくとってコンディションを整えた方が良さそうですね。
その後すぐ内診をして、最終的にまたお腹の中を見せていただき完全に流産だという確認をいたしました。
そのまま、内診台で手術に必要な前処置で子宮口に3ミリほどの棒状のスポンジをいれられます。(これが体内の水分を吸って膨張し、吸引具を入れやすくする)
事前の説明で聞いていたのですが、これが一番恐ろしくて、どれくらい痛いんだろうと、びくびくしていました。
緊張でお腹も痛かったのですが、挿入された瞬間、重い生理痛のような痛みが下腹部にグンッとのしかかってきました。
もっと発狂するくらいの痛みを想像していたのですが、個人的には全然耐えられる痛みでした。
スポンジを挿入した後、膣内を消毒してガーゼを入れて貰いました。このガーゼが違和感MAXで、歩くのもいやになるほどでしたね💦
いよいよ手術…の前に
前処置で入れられたスポンジが膨張されるまで2時間ほど待ちます。
私は、回復室という小さな個室でした。中には、妊婦さんと同室になるケースもあるそうです。
回復室にはいると、まずは着替えをします。服を全部脱ぎ下着のみ(私はヒートテックは着ていました)になり、病院で用意された服に着替えます。
あとはベッドに横になって手術を待つのみです。2時間待ちましたが、私はネットサーフィンをしたり好きな漫画を読んだりしてリラックスした時間を過ごしました。
手術開始15分前くらいに、肩に胃酸を抑える注射を打っていただきました。これは麻酔をした際に嗚咽を起こりにくくさせるためだそうです。
この注射が地味に痛かったですね、針が太くて…。
手術は麻酔で寝ている間に完了
手術台は、分娩台のような足置きがあるものでした。
その台に寝かされるのですが、意外と寝るのが難しかったです。看護師さんに手伝ってもらい何とか定位置に移動しました。
その後左腕で血圧を測り、右腕で点滴をしてもらいながら人差し指で酸素濃度を測るという、完全に満身創痍状態になりました。
色々と繋がれて不安になりましたが、看護士さんがお優しい方で色んなお話をしてくれてリラックスする事が出来ました。
先生がやってきて、麻酔しますか?と言われ、すでに繋がれていた点滴を見て『あ、これ麻酔じゃないんだ』と思ったのは覚えています。
麻酔される気満々だったので、お願いすると早速、麻酔を点滴の中に入れてくださいました。
「それどれくらいで眠くなります?」と質問したところ、10秒くらいで眠くなりますよと言われ、すぐだなと思い、急いで正面を向き瞼を閉じました。
看護師さんにマスク外しますよ~と言われ、はい…と言ったきり、記憶がございません。非常に早く麻酔が効きました。(3秒くらいで寝たそうです)
これは本当に人によって効きやすさが違うそうですね。なぜこんなにも麻酔が効きやすいのかはわかりません💦
手術直後の痛みと診察
次に目が覚めた時は、手術が終わった時でした。大体3~40分後だったかと思います。
目が覚めた瞬間に襲ってくる下腹部痛、非常に重い生理痛のような痛みでした。
看護師さんに『子宮が収縮してるからね~我慢してね~』と言われたのを覚えています。
しばらく耐え忍んで、痛みが引くまで手術台の上にいました。その時は麻酔と痛みで意識が朦朧とし、若干の吐き気もありました。
意識もしっかりして、痛みが引いてきたのは術後10分程経ってからでした。
その後、隣の回復室へ移動し足元をふらつかせながら、看護師さんに手を貸してもらいベッドに横たわりました。
術後なぜか尿意が凄く、看護師さんに言って、ふらつく足のなか自力でトイレへ行きました。
まだ膣内にガーゼがあったのですが、そのまま引き抜かずに用を足していいそうです。
回復室で休んだのは、30分も満たなかったと思います。一刻も早く帰りたかったので、最後の内診をしていただき、帰路につきました。
術後は到底歩いて帰れるような状態ではないので、母に迎えに来てもらいました。
手術の費用は、保険が適用されましたので18,000円ほどでした。保険会社に提出するのために診断書を書いていただいたのですが、1枚4,000円かかりました。
今まで婦人科には何度か足を運びましたが、妊娠するまでに掛かった費用よりはるかに高いお金を払うことになりました😭
手術後の痛みや出血について
私の場合、手術の痛みはぶっちゃけそんなに痛くなかったです。重い生理痛くらいかなと思います。
むしろ手術後の数日間、子宮収縮剤を飲むのですがこれが本当に痛いです。トイレで何度泣き叫んだことか…痛すぎて…。
下腹部を思い切り握りつぶされるような痛みが続きました。
出血ですが、私はほぼなかったです。おりものシートでも足りるくらいの出血量でした。
・手術の痛みは重い生理痛くらいの痛み
・子宮収縮剤による痛みが本当に辛い、激痛
・出血はほぼなかった
子宮収縮の痛みは本当に、言葉に言い表せないくらい痛かったです。できればもう2度と味わいたくないですね…。
▽追記▽
2度と味わいたくない、アンタ今そう言ったね?
残念だったな!!!!また味わうことになるんだぜ!!!その記事はコチラ(血涙)↓
流産手術を受ける時の注意点・1回目との違った点をまとめてみた
この記事とはまた違う内容の記事ですので、気になった方はチェックしてみて欲しいです🍀
術後の生理周期について
妊活再開は、私の場合生理を一回見送ったらOKでした。
これは、お医者さんによって方針が違うので、担当の医師に従ってくださいね。
先生によると、大体30~50日以内に一回目の生理が来るそうです。
私はというと、手術後の初生理は35日後に来ました!それまでの生理周期は29~32日でしたので若干遅れた感じです。
ちゃんとPMSもありましたし、術後の経過観察の内診でも排卵はされていたようなので、回復は順調でした。
また一回目の生理ですが、とにかく出血量が非常に多かったです。多い日昼用のナプキンが、1時間ほどでいっぱいになってしまうくらいの出血量でした。
また、大きなプルプルとした塊も出てきたので、手術したとはいえ完全にきれいになっていないんだなと思いました。
上記を踏まえますと、やはり一度は生理を見送った方がいいかなと思います。
まとめ
以上を簡潔にまとめますと
- 痛みは⇒手術の痛みはそこまでではないが、後の子宮収縮剤による激しい痛みがある。
- 費用は⇒保険適用され、手術自体は18,000円ほど。診断書は1枚4,000円かかった。
- 術後の生理は⇒35日後に来て、出血量は多め。普段の生理周期は29~32日。
こんな感じになります。手術の費用は人によってまちまちな感じがしました。私は比較的安い方かも?しれません…。
術後の生理も、いつもより遅めでしたが早い人は30日もかからない人もいらっしゃいます。50日以上経過しても生理が来ず、医師の判断で妊活を再開した方もいらっしゃいます。
本当に、色々なケースがございますので一つの参考にしていただけたらなと思います。
そして実はこの記事、流産手術当日に書いたものなんです。
術後でまぁまぁ痛かったはずなのに、当日に書くメンタル。我ながらすごい根性で笑ってしまいました😂
Googleアドセンスの合格に向けて、内容的に怪しいかな?と思って非公開にしていたものを掘り出してリライトしてみました。
最近、流産したときの記事がすごく注目されているみたいで手術の記事も、もしかしたら知りたい方がいるかもしれないなと思った次第です。
流産になってしまったすべての人に、またかわいい天使ちゃんが戻ってきてくれることを心から願っています・・・🕊
ぼんぐ
応援のクリックをしていただけますと本当に励みになります🙏